睡眠負債のメカニズムを知り、根本から睡眠負債を解消すべし!
今回の記事では、「睡眠負債と睡眠圧の関係」、「睡眠負債を解消する方法」を紹介します!睡眠負債ってよく聞くけどよく分からないという方や、睡眠負債を解消するにはどうすればいいの?という方は、この記事を読むことで解決できると思います!
最後にはあなたしか解決できないクエストを用意してあります。知識を蓄えるだけでなく、ゲームのように楽しく実践して人生を豊かにしてみませんか?
この記事は、カリフォルニア大学バークレー校教授の睡眠科学者マシュー・ウォーカーさんの書かれた「睡眠こそ最強の解決策である」という本を参考に書いています。最後に参考文献としてまとめておくので、興味のある方はぜひご覧ください!
それでは、一緒にLet's play!
結論
まず最初に、この記事の結論をお話しますね!
起きている間は「アデノシン」という化学物質が体内に増えていく
アデノシンが増えると、眠りたいという欲求が高まる⇒これを睡眠圧という
アデノシンが溜まりすぎの状態=睡眠負債
寝ることで体内のアデノシンが減少するが、常に睡眠不足の人はアデノシンを減らす量が少ない⇒睡眠負債が溜まる
少し難しいですかね(笑)。この後もう少し簡単に解説していきますね!また、「どうやって睡眠負債を解消するの?という具体例」や「寝だめってなんで効果ないの?」など、おもしろい情報を話していくので、ぜひ最後までご覧ください!
起きていると眠くなる「睡眠圧」とは?
まず、睡眠負債について解説する前に、睡眠圧について説明しますね!
起きている間は「アデノシン」という化学物質が体内に増えていきます。これは起きている時間を計測している時計のようなもので、増えていくにつれて眠りたいという欲求が強くなっていきます。これが睡眠圧です。
ずっと起きていると眠くなるというのは、よく経験することだと思います。起きている間に、眠いゲージが溜まっていき、一定値を超えるともう起きてられない!となるようなイメージです。
起きていると眠くなることを睡眠圧という!
次は、みなさんお待ちかねの睡眠負債のメカニズムについて説明していきますね!
睡眠負債と睡眠圧の関係を解説
睡眠負債とは、「睡眠不足が借金のように積み重ねっていくこと」だと一般的に言われています。実は「睡眠負債」と先ほど説明した「睡眠圧」には関係があります。
睡眠負債は「アデノシンが溜まり過ぎている状態=眠いゲージが常に溜まっている状態」です。眠いゲージは、寝ることで解消することができます。しかし、一度の睡眠で解消することができるゲージの量には限りがあります。
そのため、睡眠不足が多く、睡眠ゲージが振り切っているような人は、一度睡眠をとるだけでは、睡眠負債を解消することはできません。また、どれだけ長く寝ても、睡眠ゲージを解消できる量はあまり変わらないため、寝だめは意味がないのです。
睡眠負債とは、アデノシン(睡眠ゲージ)が溜まった状態!
次は、睡眠負債を解消する方法について解説しますね!
睡眠負債を解消するには規則正しい生活しかない!
結論、睡眠負債を解消するには、規則正しい睡眠生活を送るしかありません。
え~そんなの当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、これしかないんです。なぜなら、先ほど説明した通り、「一度の睡眠で解消することができる眠いゲージの量には限りがある」という特徴があるからです。
なので、睡眠ゲージをためすぎないように、睡眠不足を避けることが大切です。また、すでに睡眠不足が溜まっている方は、規則正しい生活を送り、少しずつ睡眠ゲージを減らしていきましょう!
睡眠負債を解消するには、規則正しい生活しかない!
まとめ
今回記事で紹介したことは、以下の5つです。
起きている間は「アデノシン」という化学物質が体内に増えていく
アデノシンが増えると、眠りたいという欲求が高まる⇒これを睡眠圧という
アデノシンが溜まりすぎの状態=睡眠負債
寝ることで体内のアデノシンが減少するが、常に睡眠不足の人はアデノシンを減らす量が少ない⇒睡眠負債が溜まる
睡眠負債を解消するには、規則正しい生活しかない!
さあここからが本番です!知識を蓄えるだけでなく、次に紹介するクエストもクリアして、睡眠負債を解消してみませんか?
本日のクエスト:睡眠負債を解消するにはどうすればいい?
あなたの脳から、睡眠負債が溜まっていて、集中力が落ちているから、何とかしてほしいと依頼が届きました。
どうすれば睡眠負債を解消できるんでしょうか?これは難題です。我々ギルドは、「一度の睡眠で解消することができる眠いゲージの量には限りがある」というのが重要だとにらんでいます。
きっとあなたならこのクエストをクリアできます。あなたの脳を救うために、力を貸してくれませんか?
P.S
参考文献の本、読みやすく、睡眠を改善するとどんなメリットがあるのか書いてあって、とてもオススメです。今回は、本に書いてある一部しか紹介できなかったので、ぜひ読んでみて下さい!
参考文献
以下の本を参考に記事を作成しました! 気になる方は、こちらの本を買って読むとより理解できると思います。
- 作者:マシュー・ウォーカー
- 発売日: 2018/05/19
- メディア: Kindle版